同回し蹴り(スイッチキック)は、前足に重心を移動させて逆足で蹴るミドルキックの一種で、相手のリズムを崩すのに有効です。
手順
1. スイッチ(足の入れ替え)
• 右構え(オーソドックス)の場合、右足を前に、左足を後ろに素早くスイッチする。
• スイッチは最小限の動きで行い、相手に気づかれにくくする。
2. 蹴る足を振り抜く
• スイッチした流れの勢いで、前に出た足(左足)で蹴る。
• 腰をしっかり回転させ、スネを相手の胴体または大腿部に当てる。
3. 腕の動き
• 蹴る側の腕(左腕)は自然に下げ、反対側の腕(右腕)を上げてバランスを取る。
• 腕の振りを利用し、蹴りの威力を上げる。
4. 蹴りのフィニッシュとリカバリー
• 相手の動きを見ながら蹴った足をスムーズに戻し、ガードを上げる。
• 無防備にならないよう、蹴り終わりの姿勢を意識する。
ポイント
• スイッチはスムーズに:大きく動くと相手にバレやすいので、素早く行う。
• 腰の回転を使う:ただ足を振るのではなく、腰ごと回すことで威力を増す。
• 蹴りのリズムを変える:通常のミドルキックと組み合わせることで、相手を惑わせる。
